代表の小林です。 相模原市緑区大島で中古住宅を買取しましてリノベーション(大規模リフォーム)工事を行っております。 この家は昭和62年に建てられたもので、このままでは現在の耐震基準に合っていませんが、構造材の状況が良いのでリノベーションをしてモデルハウスとして使うこととしました。 特に1階の柱は桧の12㎝角(通常10.5㎝角)ですし、筋違は12×4.5㎝(通常9×4.5㎝)が使われております。 現在、大工さんが耐震補強工事及び造作工事を行っております。 火打梁の金物です。 この金物は建物の水平方向のねじれを防ぐためのものです。 この家では1階に4ヶ所しかついていませんでしたので10ヶ所追加しました。 ホールダウン金物のボルト部分です。 この金物は地震時に柱が土台から抜けるのを防ぐためのものです。 ボルトの下部が基礎部分に埋まっていて柱と緊結されます。 この建物の新築当時、この金物は使われていませんでしたが今回4カ所に設置しました。 筋違金物です。 この金物は地震時に筋違が土台や柱から外れるのを防ぐためのものです。 法改正前は釘だけで止められていました。 今回筋違のある所すべてにこの金物を設置しました。